元夫からのDVモラハラに悩み2021年春に二人の子どもを連れて別居⇒離婚調停⇒裁判⇒高裁⇒2023年夏に離婚を勝ち取った!40代保育士シンママ、MOKOです。DVモラハラ離婚の経験者として、ADHDを持つ子どもの母として、ブログを書いています。中1の長男(ADHD)、小3の次男がいます。
今回は、前回のブログ「ADHDの長男は2学期の期末テストに向き合えるか」の続きになります。期末試験前の日曜の夜、私との言い合いで怒ってしまい殻に閉じこもった長男は次の日にちゃんと登校したのか、について書いておきたいと思います。
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追い詰める母、殻に閉じこもる長男
試験が目前に迫った日曜の夜、長男に「試験勉強少しでもやろう、お母さん付き合うから」と促したのですが、野球の練習で疲れていることもありやる気が起こらないからと拒否されてしまいました。「15分でいいから、漢字の勉強やらない?」と勧めてもベットに横たわって無視する長男。あと3日後に迫った試験の勉強はほどんど手を付けていません。前回ブログにも書いたように、長男が高校で野球をやる夢をかなえるために私も野球の送迎など協力しているし、その為にも勉強もほんの少しでもいいからやった方がいいのに。本人がこんな調子では私の協力も出費も無駄・・・そう思うと無性に腹が立って。「勉強頑張らないんだったら、野球も辞めてしまいなさいっ!」と追い詰めるようなことを言ってしまいました。当然長男の表情はさらに頑なになり、暴言を吐き、最後はお茶をぶちまけられる惨状に。そして嫌なことを忘れるかのように夜中までスマホゲームに没頭していきました。。
登校は本人の意思に任せる
そして月曜の朝。案の定、長男は目を覚ましているのに、何度朝食に呼んでも下りてきません。出発の時間になってもベットで横になりスマホゲームをして無視。私は出勤の時間が近づいてきたので諦めて、学校に取り合えず「遅刻」の連絡を入れました。長男には「朝ごはん、食べなさいよ。お母さんはもう行くから。学校行く気持ちになったら行くのよ」と言い残して出発しました。後のことは、同居している私の両親に任せることにしました。
お昼ごろ仕事の合間にスマホをチェックすると、私の母から「11時過ぎに自分から着替えて学校に行ったよ。」との連絡がありました。ほっとして私は仕事に戻りました。夕方長男は、すっかり機嫌も元通り、元気に帰宅していました。「今朝、どうして学校に行かなかったの?」と聞くと一言「(昨夜のお母さんが)うっとおしかったから」とかえってきました。
彼は一言で済ませましたが、その言葉の裏には苦手な勉強に向き合えない葛藤や進路への不安、期末試験への焦り、一方的な母への怒り等があったのだと思います。
不登校予備軍
長男は不登校にはなっていませんが、今後間違った対応次第では不登校になる可能性があると思っています。彼は小学生の頃から時々行き渋りがありました。その頃から彼にとっては学校は窮屈でしんどい場所だったのだと思います。私は焦りイライラしながら学校へ行かせようとしました。私が怒ったり泣いたり、叫んだり。ランドセルを玄関に投げたり、片腕を持って引きずり出そうとしたり。私が感情的になって強硬になればなるほど、長男の気持ちは頑なに登校を拒否しました。
そんな経験から、「最後は本人の意思に任せるしかない」と思うに至りました。本人が学校に行きたくない日は、無理に行かせようとせず様子を見て、優しく促すにとどめるのが最善なようです、今回私の両親がしてくれたように。そして落ち着いたら、行きたくない理由を聞いてやりたいと思います。彼が抱えているしんどさを理解して少しでもサポートしてやれたら、心もほぐれて前向きになってくれると思います。
この2年が山場
絶対ダメなのは、「みんな行ってるんだからちゃんと学校行きなさいっ!」「なんで行かないの?!」など一方的に大人の言い分を押し付けて無理に行かせようとすること。全てが逆効果に働いて、彼は殻の中に閉じこもり、家から出なくなるでしょう。私だってこの先長男がどう成長するのか、不安でいっぱいだし、葛藤はありますが。これからの中学校生活をどう乗り越えてどんな進路に進むのか、この2年が大きな山場だと思っています。
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