前回の続きで、夫からの長男への虐待行為について私が記録したノートを元に書いていきますね。夫から長男への虐待の過去記事はコチラ⇒ ①理想を息子に押し付ける ②お父さんから虐待を受けています
父親のエゴ
夫は野球の自宅練習を頑張れない長男に不満を募らせていました。大好きな野球を子どもにもやらせて上達させ、父親としての喜びを味わいたい。なのに長男は期待通りに努力せずうまくならない。「オマエのためにこんなにやってやってるのに!」そんな気持ちだったのでしょう。私からすれば期待の押し付け、夫のエゴですが。
確かに長男は、勉強にしろ野球練習にしろ、やるべきことは後回しで、目の前の面白そうなことや興味あることを優先して楽な方に流される性格です。それは後に診断されるADHD(突発性・多動症)の特性のせいでもあるのですが、当時の夫も私も知りませんでした。
寝ている長男を蹴る
ある夜そんな長男に不満を爆発させて、子どもたちが寝ている部屋の襖を突然強く開け、夫が入ってきました。次男を寝かしつけるためにそこにいた私も驚きました。夫は寝ている長男の頭を蹴り、長男は驚き飛び起きました。夫は「カス!!」と一言吐き捨てるように言いまた出て行きました。恐怖でちぢみあがりながらも、去って行く父親を見ました。その後はもう何も感じないかのように虚ろで無表情でした。そしてまた小さくなって布団にもぐり込みました。
生きる価値もない
令和2年12月中ばのことです。その日は夕方から夫の機嫌が悪くかった。クリスマスの前で、まだサンタの存在を信じている次男のために夫と私はクリスマスプレゼントを用意していましたが、長男が「サンタなんていない」と得意げに次男に言ってしまいました。私は「仕方ないな」と呆れたのですが、夫は怒り出し。「なんで言うんだ?台無しだ!!」続けて、「オマエは人の心の分からない最低なヤツだ!カス!バカ!」「生きてる価値もない!!」などとくどくど言い続けました。私が「それは言い過ぎでしょう」と言っても聞かず、しつこく言い続け。最後はなぜか「オマエは野球も下手だ」という話まで持ち出していつまでも長男をけなしていました。
長男にのみ暴言
令和3年1月、夫と2人の息子は自宅駐車場でバッティング練習をしていました。夫が投げるボールを長男と次男が交代で打っていました。この時も夫は長男にのみ「カス!」「ヘタクソ!」「オマエなんか野球やめろ!」と暴言を吐き続け。辛くなってそこで止めるとまたもっと怒られるので長男は我慢してバットを振り続けました。ひどい時は練習用の重いボールを長男に向かって投げつけたそうです。狭い駐車場の中で長男はボールを当てられまいと必死でよけた、と後で私に話しました。
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