夫から長男への虐待④ 別居へ

DV・モラハラ・虐待

夫から長男への最後の暴力のお話です。これがきっかけで別居に至りました。同じカテゴリーの過去記事はコチラ⇒ ①理想を息子に押し付ける  ②お父さんから虐待を受けています  ③父親のエゴ

最後の暴力

令和3年3月、春の甲子園が開催されていました。夫は仕事から帰宅し夕飯を食べ、you tubeで甲子園の結果を見ていました。

子どもたちはお風呂から上がってきました。いつものことですがお風呂上がりはなかなか着替えず裸でリビングをうろうろくつする2人。「早く着替えるように」言っても全く無視して面倒なことは後回し。長男はADHD(注意欠陥・多動症)であり、母親の注意はほぼ聞き流し。

子どもたちは甲子園の結果を既にテレビで見て知っていました。でも長男は父親のスマホを覗き込み、一緒に見始めました。再度注意しても無視の長男。

長男に逆上

夫はホッとしてくつろぎたいかもしれないけれど。私にとっては子どもが寝るまでが仕事。少し我慢して協力してほしい。でないと子どもたちは裸のまま20~30分スマホに見入ってしまうでしょう。私は夫に「今はスマホを見るのをやめて」と言いました。

すると夫は長男に対し「オマエが着替えないからオレはスマホが見られない!」と言って逆上し出し。立ち上がって長男の頭を叩きました。すごい剣幕に驚いた長男は壁際まで逃げますが追い詰められてまた叩かれそうになります。とっさに私が「やめて!!」と間に入って夫の暴力を止めようとしました。「どけっ!!」と言って、今度は横から蹴りました。でも私がいるからきつくは当たらず。長男は寝室の和室まで逃げ込みました。

やれるもんならやってみろ

以前にも書きましたが、私は夫からの暴力で警察を呼んだことがあります。だから夫は私には暴力は振るえないのです。やったらまた呼ぶから。だから、少しは怖いけど私は身を挺して長男を守りに行けました。「私に手を挙げれるもんならやってみろ」と。

ついに別居へ

夫は長男を追いかけまわすことを諦めますが、気持ちが全く収まりません。まだ大声で怒鳴り散らし、「くそっ!!」と腹立ちまぎれに和室の襖を拳で殴り穴を開け、さらに思いっきり蹴りつけてガタン!と外してしまいました。

しばらくまだ怒ってごちゃごちゃ言っていましたが。諦めてお風呂に入って行きました。

長男は恐ろしさで半泣きになっていました。長男が「お父さんがお風呂から上がったらまた怒ってくるから怖い、寝られない」というのには私も同意でした。今晩また暴力を振るう可能性が高い。それで私も意を決してすぐに3人分の着替えなどを用意し、夫がお風呂から上がってくる前にそっと家を避難しました

行き先は車で40分くらいのところに住んでいる夫の母宅です。この日以来、夫と長男は今に至るまで会っていません。

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