離婚問題に詳しい女性の弁護士
私が弁護士M先生と契約を交わしたのは、夫と別居を初めて2週間ほど経った頃でした(4月前半)。その数日前に一度単発の法律相談をしてもらっていますが、いよいよ法的に戦わないといけないと思い契約することにしました。
M先生は、父の知り合いの弁護士さんに紹介してもらいました。私の希望は、女性の弁護士さんで離婚問題に詳しい方、でした。なので担当弁護人M先生は比較的すぐに決まりました。やはり同じ女性の方がなんでも話しやすく、DVを受けた私の気持ちをわかってくれそうに思ったからです。
初回の面談の内容
M先生の事務所は、市内でも弁護士事務所が多く点在するオフィス街にあります。一人で事務所をかまえていて、女性の事務員さんが一人いました。先生はおそらく40代後半。あっさりサバサバした感じの方でした。
初回の面談ではまず契約書を交わしました。そして、私と夫が出会い結婚して、別居に至るまでの経緯を詳しく話ました。確か、3時間近くかかったと思います。
M先生はとても丁寧にメモを取りながら聞いてくださいました。「え~!こんなに丁寧に聞いてくれるんだ・・・」と嬉しくなったものです。
気になる弁護士費用
弁護士さんと契約する時、気になるのは費用のことだと思います。正直私も弁護士さんを立てずに離婚問題が解決できるならそうしたいと思いました。でも夫は離婚を拒否しているし(自分から離婚したいと言ったくせに!)、親権のこともあるし、とても法律の専門家なしでは戦えません。そこで、腹をくくって契約しました。
以下、あくまでも私の場合をお話しますね。弁護士報酬は大きく分けて二つです。
着手金と報酬金
①着手金 これは契約を結ぶ時に払うものです。私は税込33万円を振込みました。
②報酬金 これはその案件が解決(終了)した時に支払うものです。解決時、私が得た経済的利益の額によって変動し、2通りあります。以下はいずれも消費税別です。
(1)私が得た利益が300万円以下の場合、その16%+30万円。例えば利益が200万円なら、その16%は32万円なので、+30万円で合計62万円の報酬金を支払います。
(2)私が得た利益が300万円以上の場合は10%+48万円。例えば利益が400万円ならその10%は40万円なので、+48万円で合計88万円の報酬を支払います。
・・・結構かかりますね。。さらに、離婚問題がこじれて長引く場合、ステージが上がるタイミングでまた別の費用が発生することになります。これについては初回の契約書に記載がないためここでは触れないでおきますが。
またこれ以外にも、コピー代や弁護士さんが裁判所まで行くための往復交通費などが実費で請求されます。以上、あくまでも私の場合ですが、参考にしていただけたらと思います。
コメント