DV・モラハラで悩んでいる方、離婚を考えている方に向けて参考になればと書いています。今回は「私のDV・モラハラ体験記⑤」です。①はコチラ ②はコチラ ③はコチラ ④はコチラをどうぞ
悲しみ憤りを誰かに聞いてもらいたくて
プロ野球観戦に遅刻し、車中で暴力を振るわれたことで私の中の夫への感情は完全に崩れ去りました。もっとも既に夫婦としての気持ちは冷めていたのですが。さらに、さらに夫が許せなくなりました。その気持ちをどこに向けたらいいか分からない私は、はけ口を探しました。
自分の両親にも、姉兄にも、親友にも言えなかった。心配かけたくなくて、情けなくて恥ずかしくて惨めで。ネットでカウンセリングを探しました。市町村がやっている女性のための相談窓口があると知り、思い切って予約しました。夫婦関係、子育て、親子関係など、女性の悩みを無料で聞いてくれる場所(ウィメンズカウンセリング)です。
私の自宅は郊外にあり、その施設に行くには車で30分かかりましたが、とにかく私は誰かに私の気持ちを聞いて欲しかった。そしてもう限界まできている夫への気持ちをどう整理しどうしたら良いのか知りたかった。
DV相談に通い始める
カウンセラーのM先生は落ち着いて私の話をじっと聞いてくれました。結婚してからの暴力や暴言、妊娠中の暴力、失踪、そして球場からの帰りの暴力。泣きながら話しました。でも時折「私にも悪いところがあると思うんです。」「私にも非があるから暴力を振るわれるんだと思います。」と本心でつい言っていました。するとM先生に「そのセリフ、DVやモラハラ被害者の女性がよく言う言葉ですよ。」と言われてとても驚きました。
また、「どんな理由があっても暴力は振るう側に非があります」「妻があなたと同じことをしたって、暴力振るわない夫はいくらでもいるよ」そう言ってくれました。また私は「私のはまだそんなに酷いDVじゃないです。日常的な暴力ではないし。もっと辛い経験している女性もいる、、私はまだ我慢できるレベルだと思います。」なども言ってしまっていましたが、M先生は「あなたの夫がしていることは立派なDVです」「我慢していてもDVは治らない。むしろもっとひどくなる可能性がある。」とも言われました。
その上で、出来る対策としては警察に申告し自宅と私の携帯電話番号を登録するように、とアドバイスされました。もしまた暴力を振るわれた時、電話をかけてワンコールしすぐに切ったとしても警察はすぐに駆けつけて来てくれる、というのです。
警察に申告
「警察に行くのはちょっと。。」私はちゅうちょしました。初回のカウンセリングから1ヵ月ほど、迷っていましたが、思い切って「お守り」のつもりで警察に申告しに行くことにしました。警察に個人情報など登録したとしても、警察は守秘義務があるから、我が家のヒミツは守られるはず。暴言暴力を振るわれるまま、何もしないで一人で我慢なんてもうしたくない。何か対策をすれば私も強い気持ちでいられるに違いない。そんな気持ちでした。
今回も長文、最後まで読んでいただきありがとうございました。また続きを投稿していきます。良かったら見に来てくださいね(*^_^*)
コメント