DV・モラハラ体験記⑥ DV相談で変化した私の意識

DV・モラハラ・虐待

DV・モラハラで悩んでいる方、離婚を考えている方に向けて参考になればと書いています。今回は「私のDV・モラハラ体験記⑥」です。①はコチラ ②はコチラ ③はコチラ ④はコチラ ⑤はコチラ をどうぞ

DV相談で変わり始めた私の意識

ついに市のDV相談(ウィメンズカウンセリング)に通い始めた私は、そこですすめられた警察に申告・登録に行くことにしました。その後も2ヵ月に1回の頻度でDV相談に通いました。カウンセラーのM先生は週に何回か決まった時間に女性の悩み相談を受けているようでしたが、いつも1ヵ月以上先まで予約が埋まっていました。私以外にもDVモラハラや離婚などで悩む女性がたくさんいて相談に来ているんだな、と思いました。

M先生は50代くらい?の方で、多くのDVモラハラ相談を経験されているようで、いろいろな女性の例を挙げてアドバイスしてくれました。3回、4回と通ううちに、私は自分のちっぽけな相談が先生に対して申し訳ないような気持ちになってきました。

前回も書いたように、私のDVは日常的なものではないし、穏やかに家族4人で生活できている時もある。私がなんとか性格を変えて夫を怒らせないようにすればDVは起こらない。(これ、DVを受ける女性の思考の特徴なんですよ!)ここ2~3ヵ月は暴力も振るわれてないし。他にもっと深刻な悩みを抱えている女性はいるだろうに。。

そう伝えたら、先生は「そんなことは心配する必要はないですよ。あなたが抱えている思いを吐き出す場としてここを利用したらいいです。遠慮なく来てください。」と言われました。

確かに。ただ私の気持ちを聞いてもらうだけで、とても気持ちが軽くなったし、誰かにわかってもらってると思えると強い気持ちが湧いてくるのでした。夫がやっていることは間違いであり、私は暴力の被害者だ、我慢し続ける必要はない、変わるのは私ではなく、夫のほうだ。夫が変わることができないのなら・・・少しずつ、そんな気持ちが芽生えてきました。

DVには『波』がある

また、「DVする男性には『波』があります。カッとなって暴言暴力を振るったあと、反省したりして大人しくなる。優しくなったり、泣いて謝ったりしてくる人もいる。すると女性は『この人は根は優しい人なんだ』と安心して許してしまう。でもまた必ず何かのきっかけで激高し、同じことを繰り返す。DVは治りません。」そう言われました。さらに、

「その波のスパンは1ヵ月なのか、半年なのか、1年なのかわからないけど。必ず、また次の波がくるよ。次に暴力を振るわれた時にどうやって自分と子どもの身を守るのか。それを考えておかないといけませんよ。」と。

どうやって自分と子どもの身を守るのか

その時私はまだ実家の両親(車で1時間以上離れたところに住む)にはDVで悩んでいることは言っていなかったので、実家に駆け込むことはできませんでした。でも実は、実家よりも近いところに住んでいる(車で30分)夫の母のところには、以前暴力を受けた時に子どもを連れて身を寄せたことはありました。だから、またDVが起きた時はとりあえず義母の家に行こうと思っていました。

先生からは、「本当に緊急で身の危険を感じたら110番通報してくださいね。その為に警察に申告・登録しているのだから。」とも言われました。

DVを伝えた時の義母の反応

ちなみに、以前DVで義母の家に子どもと身を寄せた時の義母の対応ですが。夫から暴力を振るわれた、と言ってもあまり深刻に取り合ってくれず、むしろ孫が泊まりに来てくれたことに大喜びをして歓迎してもてなしてくれたのでした。。

それもそのはず。夫は義母が嫌いで(義母は息子を溺愛)、まともにコミュニケーション取れない親子関係でした。いつも私が間に入って、親戚付きあいをしている状態でした。

DVを伝えても、「MOKOちゃん、ごめんなさいねぇ。また私から息子に注意しておくわねぇ。」という感じで。笑  夫は義母の言うことなど気にもしない息子なので、私は「義母さんがそんなこと言っても無駄だから、もういいわ・・・」と思うのでした。

さらに、義母は「あいつ(息子)に『そんなことするなら離婚するわよっ』って言ってやればいいのよ。そしたらMOKOちゃんと子どもたちはうちに来て住んだらいいわよ。子ども部屋も用意してあげるから」などどいう始末。。どういう思考回路でそんなことが言えるのか・・・呆れるしかなかったです。。

今回も長文を最後まで読んでくださりありがとうございました!また続きを書くのでぜひ見に来てくださいね。

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