DV・モラハラ体験記⑧「お前は殴られて当然」

DV・モラハラ・虐待

DV・モラハラで悩んでいる方、離婚を考えている方に向けて参考になればと書いています。今回は「私のDV・モラハラ体験記⑧」です。①はコチラ ②はコチラ ③はコチラ ④はコチラ ⑤はコチラ ⑥はコチラ ⑦はコチラ

とりあえず義母宅に避難する

ついに私は警察に通報し(詳しくはをご覧下さい)、指導を受けた夫ですがその後どうなったのかお話しますね。明け方までファミレスで寝ずに過ごした私は、夫が出勤した頃を見計らって帰宅しました。子どもたちはまだ寝ていました。平日だったのでいつも通り2人を起こしそれぞれ小学校と保育園に行かせました。

昨夜あんなことがあって今晩からまた普通に夫と生活するのは怖いし何より許せないので、避難先として夫の母の住む家に子どもと行くことにしました。夕方子どもたちが帰宅すると、3人の荷物をまとめてすぐに車で義母宅へ出発しました。体験記⑥にも書きましたが、義母は私たちが行くと大喜びして出迎えてくれるのでした。。行った理由が息子のDVと知っていても・・・(-_-;)。2泊、義母宅に身を寄せさせてもらいました。

お前は殴られて当然

3日目は土曜日で夫の仕事も休みだったので私は、思い切って「自宅で2人で話がしたい」とLINEしました。約束の時間に私が行くと、夫はふてくされたように布団に寝転がって目を閉じていました。私が「その体勢では話ができないから起き上がってくれる?」と言っても無視するので、仕方なく私は話し始めました。

私が「これまでもあなたからの暴力を受けてきたが、もうやめてほしい。次にまた暴力を振るったらすぐに110番通報するから」という内容のことを言うと、しばらく黙っていた夫が言いました。「暴力を振るわれるようなことをしたお前が悪い。殴られて当然だ」。

「あなたの暴力が全てを壊した」

私も夫の性格をある程度知っているので、素直に謝ってくれるとは思っていませんでした。警察の前では「殴っていません」とウソをつき、私には「お前は殴られて当然」と平気で言い放つ。また私の中で何かが崩れていくのを感じました。

返す言葉も見つからなかったけど。私たちはもう終わりだね、そう伝えたくて「あなたの暴力が全てを壊したんだよ」と最後に言いました。

とは言っても、まだ離婚に踏み切る勇気はなかった私は、その日の夕方、子どもたちを連れて自宅に戻りました。子どもたちはまたお父さんが暴力振るい出すかと心配していましたが、その心配はないから、と言い含めて帰りました。私が知っている夫の性格上、激高して暴力を振るった後、一晩経つと頭が冷やされて冷静になりまた激高してくることはないからです。(DV男性の特徴でもあります)

その事件があった後、数週間経ったでしょうか。私たち家族は表面上は普通に生活しているのでしたが、私はその人を「夫」とするのをやめることにしました。黙って左手の結婚指輪をはずしました

「私の後ろには警察がいる」安心感

上記のように私は毅然と夫に「暴力はやめてほしい」、さらには「あなたの暴力のせいで全てが壊れた」と言えました。ここまで私が夫に対して言えたのは、私の後ろには警察がいる、という安心感です。確かに、自分の夫を警察に突き出すことに抵抗感もあったし勇気も必要だったし、後ろめたさもあった。世間体も気になった。でも、DV相談に行って「どんな理由があっても暴力は振るう方が悪い」と言われてから私の意識は変化していきました。

もしDVで悩んでいる方がいるなら、勇気を出して誰かに相談するとか、市町村のDV相談に行ってみる、または電話してみるなど行動を起こしてください。身の危険を感じるほどのDVの場合は、思い切って110番通報してもいいんです。自分で自分の心と体を守ってあげてください。

参考までにコチラを貼り付けておきますね。https://soudanplus.jp/

今日も長文読んでくださってありがとうございました。

 

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