離婚しても人生に希望はないのか・・・?

DV・モラハラ・虐待

私はなんのために生きているのか

2人の子どもを連れて夫と別居に踏み切って4ヵ月。本当にあの時あの選択をして良かったなとしみじみ思います。

夜に夫が帰ってくる時間になるとソワソワ、イライラして、帰ってくると家の中がシラーっとするあのなんとも言えない空気。夫の機嫌が悪くないかしばらくうかがって、悪くないとわかったらホッとしたものでした。

そして時々、ああ、私はこの人と一生一緒にいなければいけないのか。私の人生なんのために生きているのだろう?そう思うと、絶望感のような悲しみが襲ってきました。

家庭崩壊の絶望感

長男にも酷い暴言暴力をふるっていた夫。父親からこんなにけなされて痛い思いさせられて、彼が中学や高校に行ったら酷い反抗期が来て、逆に夫を殴りはしないか。自己肯定感の低い長男はどんな大人に育つのだろう。

長男は父親から受けるストレスのはけ口に次男をいじめていました。次男はいつもなんの理由もなく長男からからかわれて暴力振るわれて。でも次男も成長したら積年の恨みでやり返す時がくるだろう。ここでもまた家庭内暴力が生まれる。。

このままではきっと家庭崩壊になる・・・・そう思っていました。

ストレスというよりも、このまま夫といても家族4人が不幸になるしかないという絶望感でした。

別居後の育児の苦しさ

今はそんな思いからも開放されて母子3人で生活しています。ただ、全く苦しみのない毎日かといえばそうではありません

何よりも育児のむつかしさを感じます。引越しして環境が変わったことで、子どもたちのストレスは相当なものです。それがいろいろな形で出てきます。直接私に暴言を使ってぶつけてくることもあれば、激しい兄弟喧嘩になることもある。

4月5月には子どもたちは「学校に行きたくない」と言って、しかたなく休ませたこともあります。ADHDの長男は授業に集中することができず教室の外に出る、全く宿題をしないなど、心配ごとは絶えずあります。

次男は学校では模範的に振る舞えるけれども、私の前ではとても偉そうに酷い暴言を吐いてきます。その言い方が父親そっくりで、ゾッとします。心理士さんに相談すると、これまでの我慢や生活環境が激変したことでのストレスを母に吐き出しているのでは?とのことです。

とにかく、母として心折れそうなことばかりで。子どもが寝てから一人泣くこともしばしば。正直、育児は別居前よりも今の方が苦しいかもしれません。

未来への希望

経済的にもとても苦しいです。私は仕事と家庭を両立しながら働かないといけない。行政の支援も頼らないといけません。子どもたちにも我慢をさせないといけないこともあるでしょう。

それでもなお、別居して良かったと思えるのはなぜか?それは、未来への希望が見えるからです。

ここ数年間はなんとか頑張ろう。母子の信頼関係を築いていけば子どもの心は安定して成長してくれるのではないか。暴言暴力のない暮らしの中で、自由な心で成長できれば、子どもたちの自己肯定感も育つ。きっと幸せな人生を切り開いてくれる、そう思えるのです。

子どもたちが成人したら、今度は自分の為に仕事をして自分の為に生きていきたい。保育士として70歳過ぎても健康で頑張りたい。そんな希望を持っています。

別居前は将来への絶望感、虚無感がありました。でも今は希望が持てるのです。

別居・離婚の決意をして良かったと心から思います。今は苦しい日々だけど、「あの時あの選択をして良かった」と思える未来にしていこうと思います。

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