離婚調停とは

離婚・面会交流

MOKOです。2021年4月からDVモラハラの夫と別居して二人の子ども(6年生と2年生の男児)を連れて実家に住んでいます。すぐに弁護士を立てて離婚調停するも決裂、現在は離婚裁判を起こしています。

前回、離婚協議についてお話しました。今回は離婚調停についてお話していきます。

これまでのいきさつ

その前に改めて、調停を起こすまでのいきさつについてお話しておきます。二人の息子がいる4人家族でしたが、何年もの間夫のDVやモラハラに悩んでいていつか離婚したいと思っていました。長男への暴力も目立ち始めて、いよいよ我慢ができなくなっていた時に起こったDVにより、子供たちを連れて別居を決意。県をまたいで実家の近くの古いマンションに住み始めました。弁護士を立てて離婚協議を申し入れましたが、夫は拒否。(そもそも私と子供が家を出てすぐに、動転した夫が先に離婚を切り出してきたのですが。それも私の気を引き留めるための駆け引きでした。)そして私はすぐに離婚調停を裁判所に申し立てました。

前回も書きましたが離婚の段階としては、①協議→②調停→③裁判と進んで行きます。協議のみで離婚が決まる人もいれば、調停まで進んで決まる人もいます。それでもどちらかが納得しない場合は裁判に持ち込まれることになります。現在私は離婚裁判中です。

調停離婚は少数派

ほどんどの離婚の場合、協議で離婚が決まります(9割)。でもそれはあくまでもちゃんと話し合いができる夫婦間のことであって、DVやモラハラの夫にはそれは通用しません。そういう男性は、いわば相手を支配することで「依存」しているので、妻を手放そうとはしません。だから何とかして回避しようと、説得したり言い訳をしたり屁理屈を言ったり下手に出たり、逆にすごんでみたり。。話し合いで離婚しようとするのは難しいと思います。私のように別居を強行したり、実家に逃げたりして安全を確保してから、親や行政、警察や弁護士など権威権力のある人に相談し被害者としての立場を守ってもらう、というのが良い方法だと思います。

離婚調停申立書

さて、前置きが長くなりましたが、離婚調停の申し立てについてお話していきます。まず弁護士のM先生が私の代理人として裁判所に対して「離婚調停申立書」を書いてくれました。申立人はもちろん私です。

申し立ての内容は、以下です。MOKOは夫と離婚を望んでいる。その理由として、これまでの結婚生活でどのような暴言暴力があったのか(長男への暴言暴力も含め)、別居に至った経緯(先に夫が離婚届けを書いて渡してきた)。さらには離婚協議を申し入れたが決裂したこと。子供たちの親権は母であるMOKOがもつのが妥当であること。養育費として一人当たり月額〇万円を要求すること。財産分与について。慰謝料は〇〇万円を要求すること。そして年金分割について。

『離婚は避けられない』

離婚すべき理由の部分はM先生はかなり丁寧に書いてくださっていました。でもさらに私も加筆させてもらって、いつどのような暴言暴力が私と長男に行われたのか、できるだけ詳しく書かせてもらいました。そのせいでけっこう長文の申立書になってしまいましたが。誰が読んでも「これは酷いDVだ、離婚は避けられない」と思うような内容にして、早く離婚を決着させたかったのです。もちろん嘘は書いてません。M先生も「これを読めば相手の弁護士さんも『離婚は避けられない』と思うと思いますよ」とおっしゃっていました。

出来上がった離婚調停申立書は、管轄の家庭裁判所と、夫側の弁護士さんのもとへ送付されました。

これを元に、家庭裁判所で調停が開かれ、双方も出席し話し合いがもたれることになります。とは言っても、夫と直接会って話し合いをすることはなく、「調停員」が間に入って話合いが進みます。調停が具体的にどのような場なのかについては次回書いていきますね。

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