元夫からのDVモラハラに悩み2021年春に二人の子どもを連れて別居⇒離婚調停⇒裁判⇒高裁⇒2023年夏に離婚を勝ち取った!40代保育士シンママ、MOKOです。DVモラハラ離婚の経験者として、ADHDを持つ子どもの母として、ブログを書いています。中1の長男(ADHD)、小3の次男がいます。
元夫と別居して2年8か月、その間に離婚調停や裁判を経て今年の夏に離婚が成立しています。この約3年の間に私たち母子の人生は激変しました。別居と離婚を後悔したことは一度もありません。シングルマザーになって大変なことはもちろんありますが、あのまま元夫と人生を共にする方がずっと辛い人生だったと自信を持って言えます。
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元夫の顔色をうかがわなくて良くなった
元夫は日常的に暴力を振るうタイプではありませんでしたが、キレた時は容赦なく手を挙げる人でした。だから、元夫と同じ空間にいる時は、無意識のうちに顔色を伺うのが習慣になっていました。それが当たり前でしたし、普通でした。「イライラしていないかな」「怒っていないかな」とどこかでビクビクしながら生活していました。そんな生活の中、愛情や信頼関係などというものはいつの間にか無くなっていました。元夫がいない時は気が楽に過ごせるけれど、彼が仕事から帰宅すると空気が張り詰めるように緊張がはしりました。それは子どもたちも同じでした。家族4人、和気あいあいで和やかな雰囲気なんて言うものは、ほとんど記憶にありません。夫と一緒にいても心は休まりませんでした。
今はビクビクする必要もなく、私らしく毎日を送ることができています。以前は仕事以外ではほとんど笑うことのない毎日でしたが、今はおいしい物を食べた時、子どもとおしゃべりをする時、家でリラックスしている時には自然に笑顔がこぼれます。
子どもに対して寛容な気持ちを持つようになった
夫から受けるストレスは、子どもたちに向けられることが多くなりました。いけないと思いつつ、自分よりも弱い立場である子どもが私のストレスのはけ口になっていました。特にADHDの長男は小さい時から育てにくさのある子で、私はかなり手を焼いていました。夫と育児の大変さを相談することもできず、抱え込む日々でした。
また、元夫は子どもたち、特に長男を管理したがる人でした。元夫はADHDの長男の特質を理解しようとはせず、出来の悪い息子を厳しく管理して育てようとしました。私もそれに従わざるを得ず、元夫にきつく叱られるくらいなら私が叱る方が良いと思い、叱り役を率先してやっていました。でもどこかで「この子らしく伸び伸び育てばいいのに。」「この子の能力の許容範囲でできることをやらせたらいいのに。」と思っていました。別居する前の最後の1~2年は、毎日大声で子どもを叱りつけていました。もちろん、子どもとの関係もどんどん悪くなっていきました。元夫との関係以上に、子どもとの関係が壊れていくことは、とても辛いものでした。
今は、子どもたちを大声で叱ることは無くなりました。あまり厳しく管理せず、最低限の日常のルールは決めてあとは自由にさせています。長男に対してもあまり多くを要求せず、本人のできる範囲でやらせるようにしています。ありのままの子どもたちを受け入れられるようになり、育児が楽になりました。母子の関係も良くなり、以前は子どもたちは私にひどい暴言を吐いていましたが、それも無くなりました。
自分の為の未来が思い描けるようになった
元夫と一緒に生活していて絶望的な気持ちになったのは、将来を考えた時でした。今でも一緒にいて苦しいのに、これがこの先どちらかが死ぬまでずっと続くのかと思うと悲しくてたまらなかったです。ましてや子どもたちが成長した後、二人だけの生活になったらと思うと・・・ぞっとするばかりでした。生きていく希望が持てませんでした。
両親の信頼関係は無く、すでに崩壊状態にある家庭の中で、育てられた子どもたちは幸せな大人になれるのだろうか?誰も幸せではないこの家庭に意味はあるのか?特に別居する前の1年間は、そんな自問をする日々でした。
今の私は、子どもたちがかわいくてたまらないと感じることもできますし、自分の未来に明るい展望を持つこともできています。好きな仕事をし、どんどん表情が明るくなってきたと自分でも自覚しています。あと10年ほど頑張れば子どもたちも自立していきます。そうすれば今度は自分の為に働こう、自分の為に幸せに生きようと夢見ています。もしできることなら、ステキな人と出会って・・・なんて考えることもあります(モラハラ、DVの人以外で!(笑))。
こんな風に思えるのは、元夫との関係を断ち切ったからなんですよね。本当に離婚を選んで良かったです。今、まさにDVやモラハラで悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
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