ADHD診断時の長男の様子

長男(ADHD)

MOKOです。2021年4月からDVモラハラの夫と別居して二人の子ども(5年生と1年生の男児)を連れて実家に住んでいます。すぐに弁護士を立てて離婚調停するも決裂、現在は離婚裁判を起こしています。

今日は長男がADHDと診断された時の様子をお話します。診断されるまでの経緯は 長男がADHDと診断されるまで に書いてあります。

何が得意で何が苦手か調べよう

検査を受けたのはちょうど一年前の今頃のことです。長男は4年生で、お正月明けの冬休み中でした。長男には、「〇〇君が何が苦手で何が得意か、調べた方がいいから、ちょっとした検査を受けてもらいたいんだよ。難しいものではないから、お母さんと行こう」と言って連れて行きました。長男は怪訝そうな顔をしながらも、車で40分ほどかかる市の施設についてきました。検査は、心理士さんと一緒に別室に入っていき、1時間ほどかかったと記憶しています。検査後、長男に「どんなことをしたの?」と聞きましたが、「覚えてない」とめんどくさそうに答えて、話してくれませんでした。彼にとっては、わけもわからず施設に連れてこられ、かなりめんどくさいクイズのような?質問をたくさんされ、疲れたのでしょう。それに、答えがわからなかったり、自信がなかったりして、思い出すのもイヤになったのかもしれません。

結果は長男と夫と私で

検査を受けて約2週間後が専門医の診断の日で、長男と夫と私で行きました。診断には必ず本人と両親がきてくださいと言われていました。診察室に入ると、女性(50代くらい)の先生と看護師さんがいて、夫と私は先生の前に座りました。長男は私たちのすぐ横にあるキッズスペースに促され、そこにあるおもちゃで遊び始めました。看護師さんは長男の横で遊ぶ様子を見守ってくれました。

思い当たることばかり

検査結果の用紙を渡され「息子さんは注意欠陥多動障害、ADHDです」と言われました。何となく覚悟はしていましたから、「ああ、やっぱりか」と思いました。もちろんショックでもありました。先生は用紙を見ながら説明してくださいました。長男の知的発達において苦手なことがどんなことで、それが日常生活や学習でどのように支障が出やすいか、お話されました。言われてみれば思い当たることばかりで驚きました。「だからこの子は何度注意してもできなかったんだ・・・」「だから宿題をさせてもすぐに集中力が切れるんだ・・・」とわかりました。

先生のお話は30分くらいだったでしょうか。

診断結果を聞いていた長男

その間、長男はずっとキッズスペースで看護師さんと遊んでいました。彼がどこまで大人たちの会話を理解していたかはわかりませんが、耳には入っていたと思います。自分のことを話されていたのだから、当然気にはなっていたと思います。

その日は診断のみで、今後の長男への対応の仕方は、引き続きソーシャルワーカーのKさんから私が定期的に指導を受けることになっていました。

診断が終わり、私たち親子は施設を出ました。3人とも少し疲れたこともあり、車の中では誰もほとんど話すことはありませんでした。あの時長男はどんな気持ちだったでしょう。不安な気持ちだったのではないかと思います。

障害じゃないよ

その後私と二人だけになった時、長男と検査結果について少し話ました。「先生のお話、聞いていたでしょう。あなたはADHD、注意欠陥多動障害という特質を持っているの。障害ってついてるけど、そういう性質ってこと。心配しなくてもいいよ。これからあなたの特質に合わせて勉強などのやり方、考えて変えていくから。」そんなことを話したと思います。

長男からは特別なコメントはなく、黙っていました。恐らく、自分は障害を持っているのかどうか、が気になったのだと思います。

他の子とは違う自分

その時のまま、長男とはADHDについて深く話す機会は持っていません。今思えば、あの時もう少し時間をかけてゆっくりADHDについて説明してやれば良かったです。私自身もまだ知識がなく、子供の目線で説明してあげるだけの力がなかったと思います。

本人は、自分はADHDという性質を持っていて「他の子とは少し違う」ということを今も認識しています。それは、勉強や生活の様々な面で、他の子ができることが自分にはできないと「自分はADHDだから・・・」と思ったりするのだと思います。

今後もいろいろな場面で長男を根気よく褒めてあげて自信がつくようにしていってあげたいなと改めて思いました。

↑上の写真は、焦げちゃったハンバーグと豆乳のスープ、かぼちゃとサツマイモとレーズンのサラダです☆

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